18.8.1 225日目 ジョージア ウシュグリ→ズグディディ

ウシュグリから来た道を戻り、ズグディディまで行ってトビリシ行きの夜行列車に乗る日。

朝7時に起きて荷造して、8時に宿を出発。

2泊した宿。

まずは一昨日までいたメスティアにタクシーで戻る。

8時過ぎに、タクシーが集まる場所まで行って交渉する。

運転手達に話を聞くと、一人35ラリだと言われる。

来た時は一人20ラリだった。さすがに高すぎる。

同じようにメスティアまで戻る欧米人2人組も来たから、6人だから安くしてくれと交渉してもダメ。何度話しても30ラリまでしか落ちない。

というか乗らないと帰れないため、運転手達も話しを合わせていて、全員強気。
欧米人達は6人集まった所で一人35ラリ払って乗っていった。

行きは20ラリで来たんだよ？と言ってもダメ。

運転手達から、日本のタクシー代はいくらだよ？とか言われるけど、それは関係無いし。

メスティアから来るタクシーの折り返しを待つと2時間以上待つことになる。

ただ、ここで諦めて乗るのも嫌。仕方がないので、他の車が来るか運転手達が折れるのを待つ。

1時間半待って、ウシュグリからメスティアに行くらしい地元の人が乗った車が来たので、乗れないか交渉して、一人25ラリ、1150円で乗せてもらうことに。

待って良かった。些細な額だけど、行きがラッキーなだけかもしれないけど、運転手達が嫌だった。

途中工事をしていて、道が土砂で埋もれていて、その土砂がどくのを待つ。

2時間ちょっとガタガタの山道を走ってメスティアに到着。

メスティアにいたときにも来たレストランで昼食。

ヒンカリ。これとフライドポテトを分け合って一人6ラリ。270円。

こないだ作って食べたヒンカリとは違った。パクチーがたくさん入っていた。

昼食を食べたら、今度はズグディディまでのマルシュートカかタクシーを探す。

マルシュートカに値段を聞いたら、1時間後の出発で一人20ラリだった。

時間もあるのでタクシーを探す。

マルシュートカ乗り場の人はタクシーなら4人で300ラリだよと言ってきたが、それは嘘だった。

俺たちがここまで来るときは4人で70ラリだった。

また70で乗せてくれる人がいればそっちの方が安い。

マルシュートカよりタクシーの方が広いし速いし。

何人かのタクシー運転手に聞いたら70ラリで乗せてくれる人が見つかった。

ただ、少し離れた場所から、俺たちのやりとりを見ていたマルシュートカの運転手が、話しに入ってきて、運転手どうしで口論になった。

他の運転手や客引き達も入ってきて、全員大声でもの凄い言い合いをしている。

ジョージア語だから分からないけど、恐らく値引きして客を取っていった事から口論になったんだと思う。

マルシュートカは正規の一律料金。

一人20ラリで4人80ラリのマルシュートカより、4人70ラリでタクシーが値引きしたらマルシュートカの客がいなくなるだろ的な。

正直俺達には関係無い…。

眺めていても口論は続き、1度はやっぱ乗せないと言われたので他の運転手と交渉したりしたが、最終的には最初の運転手が70ラリでやっぱ行くと言ってくれたのでお願いした。

朝のタクシーもそうだけど、本当に毎回タクシーが面倒臭い。

固定料金にすればいいのに、嘘ついてきたり、ふっかけてくるから、こっちも時間かけて値切らなきゃなんだから。

再びガタガタの山道を3時間走って、ズグディディの駅前に到着。

ここでトルコに向かうエリカさんとはお別れ。

残った3人で切符売り場に今夜のチケットを買いに行く。

ただ来た時も、当日に余裕で買えた3等寝台が、まさかの売り切れ。

2等寝台なら空いていると言われたので仕方なく2等にした。

3等なら9ラリ、2等は20ラリ、900円。倍以上…。

宿代を浮かすために、わざわざ寝台列車にしたのに、これならメスティアから今夜中にトビリシに帰れるバスに乗った方が、今夜宿で寝られたのに…。

意味の無い贅沢…。500円と半日損した…。

列車の発車まで5時間あるので、Wi-Fiがあって時間が潰せそうな場所を探す。

ただ地図に載っていた場所に行くがやっていなかったり、小さい街でお店も全然無く、2時間近く彷徨ってやっとカフェに辿り着く。

全部の荷物持って3kmぐらい歩いたので汗だくになった。

カフェで着替えたり、休んで再び駅へ。

駅前のスーパーでパンを買って夕食。

中身がチキンとチーズのパン。合わせて3ラリ、140円。

列車は22時15分発。

2等は個室で1部屋4ベッド。

個室だから荷物置く場所にも困らないし、ベッドも広い。

意味の無い贅沢…。

ただ発車してから30分近くエアコンがつかなくて、また汗だくになる。

同室のもう一人は地元のおばちゃんだった。

やっと涼しくなって、グダグダして深夜0時就寝。

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