18.8.18 242日目 トルコ ギョレメ
朝、日の出前に宿の裏手の丘に3人で登り、名物の気球を見に行く。
宿を出たときはもう数機の気球が飛び始めていた。
丘に着くとたくさんの気球が上がっているところだった。
地上ではまだ膨らませている気球もたくさんあって。
日はまだ出ていなかった。
丘のスレスレを飛ぶ気球。
ギョレメ各地から上がり、四方八方に飛んでいく。
日の出。
タカくんに写真撮ってもらって。
凄まじい景色だった。
有名なカッパドキアの気球。
今まで何度も写真でも映像でも見た。
日本を出るときも、絶対に行くだろうとは思っていた。
ただ実際に見ると想像の何倍も感動した。
実際の光景が写真より綺麗なことは、今までも数えるぐらいしかない。
ただここは写真よりずっと綺麗だった。
自然ではなく、ただ気球が飛ぶという人工的な光景で感動するのも珍しかったし、ここまで綺麗だとは思っていなかった。
思っていた何十倍もの気球が飛んでいた。
2時間ほど眺めて、宿に戻る。
宿の無料朝食。
パンは食べ放題で。美味しかった。お腹いっぱいにする。
食後、昨夜予約した原付を取りに行く。
9時に出発。先に来ていたカップルからもオススメされていた、トゥズ塩湖へ向かう。
ギョレメから片道130kmぐらいある。
片道3時間ぐらいかなと考えていた。
山梨から東京以上の距離。
ただこっちの原付は80km/hぐらいは出る。
途中、1時間ほど走り休憩。
絵のような場所。
側道にはたくさんの牛と、遠くには小さな村が見える。
再び走り出し、30分ぐらい走る。
俺は1番先頭を走っていた。ふとミラーも見ると、二人の姿が無い...。
事故ったかと思い、焦って引き返す...。
すると路肩に二人は止まっていた。
タカくんの原付がエンストしたらしい。
近くのガソスタに向かう。
しかしガソスタは閉店していて、隣のレストランのお兄さん達が原付を見てくれた。
ただトルコ語で何を言っているのかは分からず。
そして、素人目に見ても、分かって直しているようには見えないし、ちょこちょこふざけていた。
携帯電話を借りて、レンタルバイク屋に電話すると、今から向かうから待ってろと言われる。
1時間ほど待つと、バイク屋のオーナーと修理士が来てくれた。
着くなり、オーナーから怒鳴られる。
「トゥズ湖へ行くとかふざけているのか!!遠いわ!!原付だぞ!!ギョレメ内だけだ!!」
ただ俺らはそのことは聞いていないし、というか1時間ちょっと走ってエンストする方もどうなんだと反論するが怒鳴られる。
このバイクは新品に近いと。どういう乗り方したら壊れるんだと。
いや、どっからどう見てもオンボロだろ...。10年以上は余裕で走ってるだろと...。
反論するが聞いてもらえず。
バイクは直り、ギョレメに帰れと言われる。
このままトゥズ湖に向かっても怖い。
バイクが再び壊れても困るし、ここでだいぶ時間を使い夜までに帰れるか分からない。
ただ今日諦めると、3人ともトルコから離れる日が決まっているので、後日には出来ない。
考えたあげく、ここにバイクを置いて、ヒッチハイクをしてみることにした。
トルコはヒッチハイクが簡単だと聞いていた。
バイクを置き、道に出て3人でヒッチハイクすること5分、1台の車が止まってくれた。
英語が通じなかったが、地図を見せると途中までなら行くよと言ってくれた。
乗せてくれたのは、やんちゃな感じの二人組の男の人だった。
ギョレメからトゥズ湖の真ん中の位置にある街。
トゥズ湖へ行く途中の曲がり角、街の中心の交差点で下ろしてくれた。
お礼を言って、再びヒッチハイク。
ヒッチハイクを始めて1分もかからなかった。
すぐに1台の車が止まってくれた。トゥズ湖の先まで行くからと乗せてくれた。
2台の車に乗せてもらってトゥズ湖へ到着。
ありがたかった。
トゥズ湖。塩湖。
生まれて初めて見た。地平線まで塩。
端に水がある湖の部分もあるけど、どんどん水は無くなっているらしい。
1時間ぐらい見て帰る。
白くて照り返しも強くて暑かった。
トゥズ湖の入り口でヒッチハイクをする。
また1分かからず止まってくれた。
トゥズ湖の観光客向けのお店にパンを卸しているという方だった。
車内で、お子さんや家族の写真を見せてくれた。
奥さんに日本人を乗せたことを話すけど、男しか乗せてないって分かってもらうために写真を撮ろうと言ってくれた。
途中車を止めて、ちょっと待っててと言われて待っていると、ジュースを3人分買ってきてくれた。
飲んでよと。
乗せてくれるだけでもありがたいのに。
こういうの、今までも何度もしてもらったけど、こういうのは覚えていたい。
この方には、行きでも降りた途中の街まで送ってもらった。
再びヒッチハイク。
またすぐに止まってくれた。トルコ凄い...。
トルコ語だけのおじいさんだった。おじいさんは買ってきたばかりのお菓子を山ほど俺たちにくれた。
降りるときも、持っていきなと山ほど持たせてくれた。
バイクを回収して、ギョレメに向かう。
もう夜で、あたりは暗く、肌寒かった。
その中での原付は中々怖かった。
ギョレメの手前の街で夕食。
6リラ、120円。美味しかった。
ギョレメに戻り、バイクを返し、宿に戻って就寝。

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宿を出たときはもう数機の気球が飛び始めていた。
丘に着くとたくさんの気球が上がっているところだった。
地上ではまだ膨らませている気球もたくさんあって。
日はまだ出ていなかった。
丘のスレスレを飛ぶ気球。
ギョレメ各地から上がり、四方八方に飛んでいく。
日の出。
タカくんに写真撮ってもらって。
凄まじい景色だった。
有名なカッパドキアの気球。
今まで何度も写真でも映像でも見た。
日本を出るときも、絶対に行くだろうとは思っていた。
ただ実際に見ると想像の何倍も感動した。
実際の光景が写真より綺麗なことは、今までも数えるぐらいしかない。
ただここは写真よりずっと綺麗だった。
自然ではなく、ただ気球が飛ぶという人工的な光景で感動するのも珍しかったし、ここまで綺麗だとは思っていなかった。
思っていた何十倍もの気球が飛んでいた。
2時間ほど眺めて、宿に戻る。
宿の無料朝食。
パンは食べ放題で。美味しかった。お腹いっぱいにする。
食後、昨夜予約した原付を取りに行く。
9時に出発。先に来ていたカップルからもオススメされていた、トゥズ塩湖へ向かう。
ギョレメから片道130kmぐらいある。
片道3時間ぐらいかなと考えていた。
山梨から東京以上の距離。
ただこっちの原付は80km/hぐらいは出る。
途中、1時間ほど走り休憩。
絵のような場所。
側道にはたくさんの牛と、遠くには小さな村が見える。
再び走り出し、30分ぐらい走る。
俺は1番先頭を走っていた。ふとミラーも見ると、二人の姿が無い...。
事故ったかと思い、焦って引き返す...。
すると路肩に二人は止まっていた。
タカくんの原付がエンストしたらしい。
近くのガソスタに向かう。
しかしガソスタは閉店していて、隣のレストランのお兄さん達が原付を見てくれた。
ただトルコ語で何を言っているのかは分からず。
そして、素人目に見ても、分かって直しているようには見えないし、ちょこちょこふざけていた。
携帯電話を借りて、レンタルバイク屋に電話すると、今から向かうから待ってろと言われる。
1時間ほど待つと、バイク屋のオーナーと修理士が来てくれた。
着くなり、オーナーから怒鳴られる。
「トゥズ湖へ行くとかふざけているのか!!遠いわ!!原付だぞ!!ギョレメ内だけだ!!」
ただ俺らはそのことは聞いていないし、というか1時間ちょっと走ってエンストする方もどうなんだと反論するが怒鳴られる。
このバイクは新品に近いと。どういう乗り方したら壊れるんだと。
いや、どっからどう見てもオンボロだろ...。10年以上は余裕で走ってるだろと...。
反論するが聞いてもらえず。
バイクは直り、ギョレメに帰れと言われる。
このままトゥズ湖に向かっても怖い。
バイクが再び壊れても困るし、ここでだいぶ時間を使い夜までに帰れるか分からない。
ただ今日諦めると、3人ともトルコから離れる日が決まっているので、後日には出来ない。
考えたあげく、ここにバイクを置いて、ヒッチハイクをしてみることにした。
トルコはヒッチハイクが簡単だと聞いていた。
バイクを置き、道に出て3人でヒッチハイクすること5分、1台の車が止まってくれた。
英語が通じなかったが、地図を見せると途中までなら行くよと言ってくれた。
乗せてくれたのは、やんちゃな感じの二人組の男の人だった。
ギョレメからトゥズ湖の真ん中の位置にある街。
トゥズ湖へ行く途中の曲がり角、街の中心の交差点で下ろしてくれた。
お礼を言って、再びヒッチハイク。
ヒッチハイクを始めて1分もかからなかった。
すぐに1台の車が止まってくれた。トゥズ湖の先まで行くからと乗せてくれた。
2台の車に乗せてもらってトゥズ湖へ到着。
ありがたかった。
トゥズ湖。塩湖。
生まれて初めて見た。地平線まで塩。
端に水がある湖の部分もあるけど、どんどん水は無くなっているらしい。
1時間ぐらい見て帰る。
白くて照り返しも強くて暑かった。
トゥズ湖の入り口でヒッチハイクをする。
また1分かからず止まってくれた。
トゥズ湖の観光客向けのお店にパンを卸しているという方だった。
車内で、お子さんや家族の写真を見せてくれた。
奥さんに日本人を乗せたことを話すけど、男しか乗せてないって分かってもらうために写真を撮ろうと言ってくれた。
途中車を止めて、ちょっと待っててと言われて待っていると、ジュースを3人分買ってきてくれた。
飲んでよと。
乗せてくれるだけでもありがたいのに。
こういうの、今までも何度もしてもらったけど、こういうのは覚えていたい。
この方には、行きでも降りた途中の街まで送ってもらった。
再びヒッチハイク。
またすぐに止まってくれた。トルコ凄い...。
トルコ語だけのおじいさんだった。おじいさんは買ってきたばかりのお菓子を山ほど俺たちにくれた。
降りるときも、持っていきなと山ほど持たせてくれた。
バイクを回収して、ギョレメに向かう。
もう夜で、あたりは暗く、肌寒かった。
その中での原付は中々怖かった。
ギョレメの手前の街で夕食。
6リラ、120円。美味しかった。
ギョレメに戻り、バイクを返し、宿に戻って就寝。

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