18.6.15 178日目 新疆ウイグル自治区 ウルムチ→ホルゴス
朝7時半に起きる。
総合案内所に行って、また文章を見せてカザフスタンに行きたいと伝える。
ウルムチよりも先にも大きな街がいくつかあり、バスから眺める。
世界でもっとも内陸の土地。
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朝食を食べて準備して、ひとまずウルムチの国際バスターミナルへ向かう。
ひとまずカザフスタン行きのチケットを買いに行く。
ネット情報ではウルムチからカザフスタンのアルマトイという街までの国際バスがあるらしい。
ただネットの記事が総じて古いし、情報も少ない。
国際バスだから今現在あるかどうか分からない。
宿の前から52路の路線バスに乗って近くで降りて、ATMで500元だけ下ろして、歩いて5分でバスターミナルへ。
ネット情報に載っていた写真の、看板がある建物があったが、よく見たらこれホテル…。
どういう事?と思っていたら、奥にバスターミナルがあった。
場外のチケット売り場はまだ開店前で、警備員さんに今の時間は中だと優しく教えてもらって中へ。
チケット売り場に並んで、書いてきたカザフスタンのアルマトイまでのチケットが欲しいという漢字の文章を見せたら、無い的なことを言われる…。
ただ何かを説明してくれるのだが、中国語で分からず…。
無いのは分かったが、ただ無いだけではないらしい。
曜日発で今日が無いのか、それとも別のバスターミナル発なのか、まったく無いのかよく分からない。
すると奥の総合案内所みたいな場所を指さし、あそこで聞いてくれ的な事を言われる。
ひとまず無い…。昨日から全てが上手くいかない…。集めていた情報と現在が違う。
総合案内所に行って、また文章を見せてカザフスタンに行きたいと伝える。
すると凄い優しい口調のおばさんが丁寧に何かを説明してくれるが中国語で分からず…。
分からないという顔をすると、おばさんはパソコンに何かを打ち込んで俺に見せてくれた。
画面は、ウルムチからイーニンという街とホルゴスという街へのバスの時刻表だった。
イーニンは何となく知っていた。国境より少し手前の街。ホルゴスは知らなかった。
おばさんが言うには、ここまで行って乗り換えろ、もしくはタクシーなどで国境を越えろ的な話しだった。それを身振り手振りで教えてくれた。
ウルムチからアルマトイへの直通の国際バスは現在廃止されていた。
ただ国境までは行ける。そして越えられるらしい、ということだった。
やり方は中国~モンゴル間と一緒だ。
おばさんにお礼を言って、すぐにホルゴスの位置を調べる。
すると、ホルゴスはまさに国境の街だった。
イーニンまではたくさんバスがある。昼も夜行も。
ただホルゴスへは夜行の2便だけだった。
イーニンに行ったとしても結局は乗り継いでホルゴスに行かないといけない。
国境まで行けたとしても現在越えられるかは分からない。
でも行かないとカザフスタンへは行けない。
もう1つの案で、カシュガルへ夜行列車で行ってキルギスに抜けるのもある。
ただこっちも評判の悪い国境。どっちにしろ白タクかヒッチハイクをしないといけないみたいで、こっちも通れるかどうか現在は定かではない。
ただ、ビザの余裕もまだ1週間はある。
根本的に飛行機で飛ぶとべらぼうに高い。
行ってダメなら帰ってきても時間的余裕はある。
もうこれ以上ウルムチにいても高く付く。
というわけでホルゴスにひとまず行ってみることにした。
ダメならダメで。おばさんが言ってるんだから通れるとは思うし。
ホルゴスまでは13時間で保険代と合わせて163元。2700円ぐらい。
スリーピングバスらしく、上の段と下の段で値段が違うらしい。
安い上の段にする。下は200円高い。
そして中国の長距離バスや列車は3元の保険代が取られる。
バスは今夜21時発。一度宿に戻る。
帰りは路線バスとは別のBRTの1号線に乗って帰る。
BRTは長さが長いバスで、駅的な場所から乗る。1元。
宿に戻ると10時半。チェックアウトが14時という超ありがたい場所なので、それまで国境情報を追加で調べ続ける。
直通バスばっかり調べていたのでホルゴスとイーニンのことを調べる。
すると情報は古いけど国境は越えられるっぽい…。
ただ面倒臭い国境っぽい。
イミグレ間は歩いては越えられない。乗り合いタクシーに乗らないと行けない。これが100元とめちゃくちゃ高い。
イミグレもデジカメの写真チェックとか、細かい手荷物検査とかあるっぽい…。
面倒臭い…。
ただホルゴスから、カザフスタンサイドの街、ジャルケントという街までバスに乗った人がいた。このバスが現在もあることを願うしかない…。
ジャルケントからアルマトイまではバスがあるので、上手くいけばウルムチ→ホルゴス→ジャルケント→アルマトイへとバスが乗り継げる。
ただ気になるのは国境が土日休みと書いている人と、毎日開いていると書いている人がいる…。
到着する明日は土曜…。休みなら2泊しなくてはならない…。
もうバスチケット買っちゃったし仕方が無いので、イーニンの宿の情報だけ入れておく…。
もう本当に最後まで面倒臭い…。
その後は宿のロビーに居させてもらって追加で調べたり日記書いたりして過ごす。
18時半、宿から出発。
宿の横の定食屋で夕食。
肉と白菜とトマトの煮込み。20元、330円。
ちょっと高いけど、この先こんなの絶対食べれないので。
美味しかった。
路線バスに乗ってバスターミナルへ。
バスはスリーピングバス。
左右1列の2段ベットだけでベッドの幅も長さも広い。
今までのスリーピングバスの中で断トツに快適。
バスの入り口で運転手にチケットとパスポートを見せると、お前日本人かよ!!珍しいな!!おいみんなこいつ日本人だぞ!!と周りに言われて珍しがられた。
こういうの久しぶりだった。運転手も車内の乗客も中国人とは違う。カザフ人かウイグル人。
顔も違うし、中国語とそれ以外の聞き慣れない言葉が飛び交う。
バスに乗り込むと、どうも2人分のベッドが無いらしい。
運転手が何回も全員のチケットを確認する。2枚多く売ったらしい。
なぜそうなるのか…。
21時バスは定刻に発車。乗れなかった2人がどうなったかは分からない…。
バスは満席だった。
国境が土日休みなら満席になることも無いと思う…。
向かうは国境の街。全員では無いにしろ何人かはカザフスタンに行くはず…。
モンゴルの日没も遅かったけどウイグルの日没も遅い。
モンゴルと時差が無い分、より西にあるウルムチは完全に暗くなったのは22時だった。
ウルムチよりも先にも大きな街がいくつかあり、バスから眺める。
世界でもっとも内陸の土地。
バスの車内は静かだった。23時に1度トイレ休憩。
1時に就寝。ぐっすり寝ていたけど、朝5時にトイレ休憩で車内が明るくなり1度起きた。
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