18.10.19 304日目 ポーランド クラクフ

日本人の方2人と、3人でアウシュビッツに向かう日。
朝5時に起きて、6時に集合して出発。

トラムに乗ってバスターミナルへ。
またベンツの乗り合いバンに乗って向かう。


1時間で到着。
アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所。絶滅収容所。
町の名前はオシフィエンチム。それのドイツ語名がアウシュビッツ。

負の世界遺産。
カンボジア、ベトナム、リトアニア、何度来てもこの手の施設は気が重い。
しかも霧が出ていて、雨は降っていないけど、暗い雰囲気。


ほとんどの人は回るのにガイドをつける。
色々な言語がある。
そしてここには一人、日本人のガイドの方が働いていて、その方も有名だった。
ただ、数日前に日本語でツアーを頼んだ人の話を聞いて、クラクフからの移動込みだけど、1万円ぐらいするらしい。
現地で日本人のガイドをお願いしても、すごい人気でだいぶ先まで埋まっているらしい。
現地ならもう少し安いけど、空いていたとしても、何時からかも分からなかった。

こないだ来ていたカップルの二人からも、11時までに来れば個人は無料で入れると聞いていた。
ネット情報も9時とか10時に来れば入れると。
その時間以降は、夕方まではガイド付きでしか入れないと書いてあった。

ガイドをお願いもしたかったけど、悩んだ結果お金もかかるので個人で入ることにした。
来るまでにNHKのドキュメントを何本か見た。
9時過ぎに着いたら、無料で入ることができた。

入り口を抜けると、「働けば自由になる」と書かれたゲート。
教科書で見て思ったよりは、ずっと小さなゲート。





写真もたくさんで、英語での説明文も多く、十分理解できる。


使ったガス缶。



強制的に刈った髪。


杖や義足。


鞄。


靴。


他にも山ほど展示されていた。



ごく一部の人達だけど、写真が飾られていて、入った日と亡くなった日付が書いてある。
プロフィールも。
短い方も長い方も。


各棟が展示室になっていて一つずつ見ていく。
一緒だった方が、日本語のガイドブックを買っていただいたおかげで、回り方も建物の名称も分かった。


何度も教科書で見た場所。



壁以外もいくつも処刑所がある。





ガス室。




アウシュビッツから3km離れたビルケナウへ。
無料のシャトルバスが結んでいる。
15分でビルケナウへ。


ここがアウシュビッツとは別の違う強制収容所なことは来てから知った。





建物はこっちのが簡素に見える。




朝から見て回って、7~8時間。
夕方アウシュビッツに戻り、帰りはバスでクラクフに戻る。

割合としてユダヤ人が多いけど、それ以外の方も多くここで殺された。
ドイツ、ポーランドだけじゃなくて、本当に遠くの国からも、ヨーロッパ中の全ての国から連れてこられたのを知った。

10月中旬、パーカーもコートも着ていたけど、とても寒い場所だった。

毎日毎日調べても、どれだけ色々な物を読んでも、見ても、まだまだ知らないことが山ほどある。
全然追いつかない。



クラクフに戻って、一緒だった二人は町に夕食を食べに行った。
シャウレイで知り合った方は、今夜クラクフを出るのでここでお別れ。
ずっとこの先もヨーロッパを回る方だから、この先南の方でぶつかりそうならまた会いましょうと話した。

一人宿に戻り夕食。
再びトマトパスタ。


明日、アルメニアで知り合ったポーランド人の二人に会う約束をしていた。
明日は家に泊めてもらう。

連絡が来て、日本からの荷物が届いたと教えてもらった。
タイミングも完璧だった。

明日の待ち合わせ場所と時間がメールで来て、就寝。




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