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18.10.23 308日目 ポーランド クラクフ

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泊まっていた金髪のユアンナの家は最近引っ越してきた、新しいマンションらしい。 まだ所々工事している。 朝8時になると、隣の部屋からなのかなんなのか、工事する音が爆音で聞こえてきて起きる。 ユアンナも困っていて、週末には実家に帰ってゆっくり寝てやるんだと言っていた。 この日も工事の音で、朝二人とも起きた。 彼女たちにお世話になってから3日目。 思ったのは、慣れない朝から晩までのオール英語の会話、朝一は寝起きすぎて聞き取れない。段々慣れてきて、昼頃はいいんだけど、疲れた夜はしんどくなってくる。 集中しないと聞き取れない。 ただ謎なのが、一緒にお酒呑んでいる時は、めちゃ何言っているか分かるし、俺も文章や単語がなぜか出てくる。 思っていることを普通に伝えられるし、ちゃんとした返事ができる。 昼間も出てこいや。 ユアンナは朝食を買ってくるから待っててと近くの商店に出かけていった。 帰ってきて朝食を作ってくれる。手伝う。 シーチキンというか、コーンビーフとかに近い、それよりずっと美味しい何か。 ネギとトマトを切って。 今日の卵は彼女が生まれた街で取れた卵らしい。一昨日のよりずっと美味しいよと。 パンに肉の何かを塗って、卵とトマトを挟んで食べる。 めちゃくちゃ美味しい。 ゆで卵は6個分俺の分だとくれた。 朝から卵6個食べる。ほんとにこっちの人は見ているかぎり卵の数なんて絶対気にしていない。 それと、今日の昼食用でパンを3個作る。 二人は今日は近くの湖に連れてってくれるという。 支度して出かける。 トラムに乗って、中心に向かう。 黒髪のユアンナの住む近くのトラム駅で合流。 再びトラムに乗って郊外へ。 30分ぐらいで到着。 ガソリンスタンドで二人はコーヒーを買って、山に登る。 山の真ん中にある湖。 クラクフの人の憩いの場的な。 昨日回った旧市街が見える。 何かのPV撮影をしていた。 黒ずくめの男たちがカンフーっぽい謎の踊りをしていた。 通りがかった人に写真を撮ってもらって。 水は綺麗。 夏場はみんなここで泳ぐらしい。 金髪のユアンナは去年ここで溺れたらしい。 何人もここで飛び込んだりして死ぬらしい。とても深いとか。 ...

18.10.22 307日目 ポーランド クラクフ

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朝起きて、荷物をまとめる。 外は凄い霧だった。 泊めていただいた部屋。 寒いと思うと心配してくれていたが、全然そんなことは無かった。 朝食もいただいた。 スクランブルエッグとパンをいただいた。 昨日取ってきたキノコが入っていた。 キノコも美味しかった。 本当にお世話になった。突然来た俺なんかを温かく迎えていただいた。 何か無いか考えて、昨夜持っていた紙で折り鶴を折った。 他に俺は何も持っていなかったし、何も思い浮かばなかった。 折り鶴なんて、十何年も折ってなかった。 折り方なんて覚えてなくて、ネットで調べた。 こんな物で何も返せないけど。 日本人で回っている人は、日本を出る時に穴が開いていて珍しいとされる五円玉とか折り紙を持ってきて、途中でお世話になった人に渡すなんて言うけど、俺は必要無いだろなんて勝手に思って、何も持って出てこなかった。 結局こうなる...。 お父さんが部屋に来て、これ持っていきなと大量のクルミをいただいた。 これ、よかったらと鶴を渡すと、何かくれたぞと下にいるお母さんの所に持って行った。 鶴だと説明して、日本のお守りだ、病気や厄災から守ると。 二羽だから、意味的にもどうか分からないけど...。 ご両親はリビングに飾ってくれて、お母さんはハグをしてくれた。 伝わっただけ、良かった。 この日はこのままクラクフ郊外にある塩鉱山に行くという話もあった。 もともと、そういうつもりだった。 その場合はユアンナだけクラクフに戻って、お母さんが仕事前に俺を塩鉱山に送ってくれると言ってくれていた。 ただ、俺もこの先を調べる必要があったのでお断りして、ユアンナと一緒に戻る。 帰りはいい時間のが無いからと、電車ではなくバス。 お父さんが仕事前にバスターミナルまで送ってくれた。 バスも電車と同じ値段。渋滞していて、1時間半ぐらいで到着。 そのままトラムに乗り換えて、彼女が住むアパートへ向かう。 彼女は中心部に住んでいて、妹さんと友人二人と四人でルームシェアをしていた。 友人の一人は初日に山に一緒に行った人だった。 荷物を部屋におかしてもらい、お茶をいただいた。 彼女が使っている日本語の教科書を見せてもらった。 使い込まれていて、めっちゃ勉強していた。 彼女は...

18.10.21 306日目 ポーランド クラクフ

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朝起きるとユアンナは朝食を作ってくれた。 スクランブルエッグとパン。 美味しかった。 荷物をまとめて、教えてもらったトラムで中心部へ向かう。 クラクフ駅に接続するトラム駅で黒髪のユアンナと待ち合わせだった。 俺の乗っていたトラムは遅れて、着くと彼女はもうホームで待っていた。 鉄道駅へ向かう。 歩いていると、彼女は突然日本語で話し始めた。 「電車で向かいます。ここから1時間ぐらいです。あなたの乗る列車は9時24分発です。」 いきなりすぎてビックリした。 彼女の日本語はまだ勉強を始めたばかりで、単語を知っているぐらいだった。 文章で話しているのは初めて聞いた。 多分、俺が来てこのタイミングで驚かせようと覚えてきてくれたみたいだった。 通じたのが分かったら、ホッとした顔をしていた。 流暢な、何一つ間違っていなかった。 今日はたくさん日本語を教えてくれと言ってくれた。 こちらこそ色々教えてくださいとお願いした。 鈍行列車。6zt、180円。 1時間ほどで到着。 畑が広がる。家の数も少ない。田舎街。 この街が、金髪のユアンナが育った街らしい。 彼女の実家はここから車で15分離れた違う街らしい。 人口1000人もいない、ここより小さな村らしい。 駅へは彼女のお母さんが車で迎えに来てくれていた。 挨拶して、連れてっていただく。 彼女の実家は大きなお家だった。 着くとお父さんが玄関で迎えてくれた。 彼女の妹と、彼氏もいた。 空いている部屋があると3階の部屋に案内してくれた。 ベッドがある部屋。誰も使っていないらしい。 大きなベランダに面していて、ベランダにもベッドがあった。 お母さんは今夜のあなたのベッドは外のベッドよと冗談を言っていた。 ボクシングの砂袋が吊ってあって、寒くなったらこれで体を温めなさいと。 大きな庭にはチェリーハウスもある。 夏はたまにご両親はここで寝るらしい。 マジ外国。 居間に案内していただいて、お茶をいただいた。 お父さんはとても明るい方だった。 ここまでの俺のルートを聞いてくれた。 お母さんは完全に困惑していた。 ユアンナも事前にご両親に連絡をしていただろうけど、いきなり可愛い娘がどこの誰だか分からないアジア人連れて実家に帰ってきたら...