18.8.14 238日目 アルメニア エレバン
アルメニア南部のタテフ修道院に行く日。
乗客はすぐに集まって8時過ぎに出発。
タテフ修道院に行くにはロープウェイに乗るらしい。
400ドラム、100円。
世界最長のロープウェイ。
ひとまず片道だけ買って修道院まで行くことにした。
事務所の人も、我々は銀行では無いから分からない的な対応だった。
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朝6時に起きて、7時過ぎに出発。
宿の近くから13番のマルシュートカに乗ってキリキアバスターミナルへ向かう。
8時前にはキリキアバスターミナルに到着。
タテフ修道院はアクセスが悪くて、ひとまず近くの街ゴリスに向かう。
ゴリス行きのマルシュートカはすぐに見つかった。
ただゴリス行きでは無くて、どうもさらに南の未承認国家ナゴルノ・カラバフ共和国に向かうバスらしかった。ゴリスは経由地だから途中で止まる的な感じ。
どこまで乗っても一律なのでドリスで降りても同じ料金。
4時間半の移動で5000ドラム、1150円と高かった。
途中1度休憩があって12時半にゴリスに到着。
ベンツ製の古いマルシュートカでガタガタの山道の4時間半は中々キツかった。
ただゴリスに到着するちょっと前から雨…。
標高も2000mあるので寒い。
これはタテフ修道院に行っても見られるか期待が出来ない…。
なんでも世界一長いロープウェイらしい。
タクシーかヒッチハイクでゴリスから12km先のロープウェイ乗り場に行って、5km以上あるロープウェイに乗る必要がある。
修道院はここより山の上なので天候はさらに悪そう。
バスを降りたときからタクシーの運転手達が群がってきたので話を聞くと、エレバンに戻るのも一人5000ドラム、バスと同額で行ってくれるらしい。
ドリスからエレバン行きのバスの復路は16時発らしいのでまだ時間がある。
無理して登るぐらいなら諦めてとんぼ返りしてもいい。
ひとまず少し考えるようってなって、バス停の前で昼食。
シャルマの中身がソーセージなホットドック。
食べて外に出るとまさかの雨があがった…。
帰る気でいたのに…。
今エレバンに戻れば今夜出国することも出来るのに…。
ただ曇り空で山頂がどうかは分からない。
ここまで来たから、せっかくなので一か八かでロープウェイ乗り場まで行ってみることにした。
ただタクシーの運転手達と値段交渉で揉めて、少し離れた場所からタクシーを捕まえて乗った。
乗り場まで片道3000ドラム、一人1000ドラム、230円。
20分で乗り場へ。
その先はその時に考えることにした。
チケットを買う前に、タカくんがATMでお金を下ろそうとしたら、まさかの機械にカードが吸い込まれた…。
海外ではよくあると聞いていたけど、目の前で起きた…。
ひとまず乗るのは止めて、事務所で対応してもらう。
カードは無事に機械を開けてくれて、無事に帰ってきた。
ただお金は引き落とされてしまったので、後日送金らしい。
もろもろ終わって、改めてロープウェイに乗ろうとしたら、次の発車は1時間半後の16時15分だと言われる…。
時間的に遅すぎる…。今夜中にはエレバンに戻りたい。
だいたいロープウェイが2時間に1本しかないって…。
ロープウェイは諦める。
色々踏んだり蹴ったりなので、エレバンに戻る。
ロープウェイ乗り場まで乗せてくれたタクシーの運転手がまだ乗り場にいたが、帰りの値段交渉で揉めたので、ヒッチハイクで戻る事にした。
ヒッチハイクを始めて30分たっても止まらない。
30分後に止まったのはタクシーだった。
来るときと同額の3000ドラムでひとまずドリスまで戻る。
マルシュートカ発車の16時ギリギリにバスターミナルに到着。
エレバンまでは2500ドラム、500円。
来るときは途中下車だったけど、帰りはドリス発らしく半額だった。
ただ、残席が無いらしく、二人分は通路だと言われる…。
通路なら安くしてよと値切って1人2000ドラムにしてもらった。
16時半、ドリスを出発。
マルシュートカの通路は狭くて地獄だった。
尻も腰も痛い…。
4時間半だけど、久しぶりにキツい移動だった。
席を3人で交代しながら21時前にエレバン駅前に到着。
ネットにはキリキアバスターミナル発着しかネット情報には無いらしいけど、エレバン駅から乗れば行きも半額で乗れたのかもしれない。
空腹だったので駅前で350ドラムのラバッシュで夕食を済ませて宿に戻る。
往復9時間の移動だし、お金もかけたけど何も見られなかった。
たまには仕方ない…。まぁ中国以降、最近は天気には恵まれていたし。
明日はトルコへの移動日。
深夜就寝。
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