18.5.29 161日目 モンゴル ウランバートル

7時に起きて、朝食を食べる。



左の赤いやつは、福神漬けに近いが福神漬けとはまったく違う何か、だった。
美味しくなかった。

食べたら再び寝てしまった。
ウランバートル観光に行ってもよかった。
他のゲストハウスや代理店を巡って安いツアーを探すのがいいけど、この宿でツアー参加者を待ってもよかった。

ただ朝からまったくやる気が出なかった。
市内観光も特別見たいという場所も無かった。

起きたら昼。お腹が空いたのでスーパーに行って袋麺を買って宿で作って食べる。



550Tg×370円ぐらい。

昼過ぎ、共有スペースにある机の上に、空港で出迎えるためのお客さんの名前が書いてある紙が置いてあった。
名前を見ると日本人。
宿の人に、この人今日来るの?のと聞くと、今夜ウランバートルに来るらしい。
ツアーに行かないかなと期待する。

午後はとにかくこの先の行き先を調べることにした。
モンゴルビザは30日あるからノンビリしていても大丈夫だけど、この先の予定をある程度目星をつけないと、いつまでもノンビリしてられない。



行き先は2つのどちらか。

・ロシアに行ってワールドカップを見る。
・中国に戻りウイグルを抜けるか、モンゴルから直で、中央アジアに行く。カザフスタンかキルギスか。

あとは成都に再び行き、チベットからネパールに抜けるか。
ただこれは値段が高いのと、チベットはこないだ東チベット行ったしなぁという気持ちが強い。

ワールドカップ。ずっと頭の中では6月までにロシアに行き、1戦でもいいから見たいと思っていた。こんな機会なかなか無いし。
ただ面倒臭くて、たいして調べてなかったし、チケットももちろん持ってなかった。

ウランバートルに来て、話す人はほとんどこの先ロシアに向かってワールドカップを見るそうだ。
みんな先にモンゴル観光しがてらみたいな感じだった。


2時間ぐらい調べる。
チケットは買おうと思えば買えるみたいだった。ただ最低でも12000円ぐらいする。

そして何より難しいのはロシアビザ。
第三国での取得は難しい。
ただウランバートルのロシア大使館は取得可能だった。ただ高いのと、往復の出入国のチケットが必要だった。しかも取れても10日間っぽい。この先いつモンゴルから出るのかも分からなかった。大使館に申請しても数日かかるっぽいし、1万~数万円する可能性がある。
スケジュールを組むのが難しい。

ただ、ワールドカップビザという物があった。
チケットを持っていればビザが手に入る。
しかし、ビザは郵送か現地発行だった。

なので行くとすれば、
・ウランバートルのロシア大使館でビザを発行し、ロシアに向かい現地でワールドカップビザをもらう。
・ウランバートルに滞在し、宿に郵送してもらう。ただそれが可能かは分からない。

超面倒臭い。


そして、調べると開催地の宿は高騰していた
日本戦1戦目、3戦目の場所は1泊数万円する
ロシアまでの列車代も高い。


逆に中央アジア。

来た道を戻るしかないみたいだった。
中国の二連浩特まで夜行列車で戻り、バスと列車を乗り継いで西安へ。
そこから列車でウイグル自治区ウルムチへ。
そこまで行けば、カザフスタンでもキルギスでも行けるみたいだった。
これは時間がかかるけど難しくはない。

特に西安の秦の始皇帝陵には行けていなかったので行きたかった。
ロシアはとにかく高そう。頑張っても2週間で10万ぐらいはかかる

気持ち的には中央アジア方面に行く、方が強かった。
ただワールドカップも捨てきれない
完全にサッカーは、にわかだけど。

夕方まで考えた。ただまだ決める訳にもいかない。
もう少し考える事にした。



夕方再び寝てしまう

起きたら18時。
起き上がって、共有スペースへ行くと宿主のおばちゃんから、
「あなたが行きたがってたツアー、参加者が見つかったわよ。明日9時発で56日。」
と言われる。

探してたから、見つかって集めてもらったのは嬉しはずなんだけど、いきなり言われると戸惑う。明日の朝。

あらためてツアーの内容を聞く。
モンゴル中央部の草原地帯へ56日で360ドル。4万円。
1日換算すれば7000円近い。安いんだろうけど、17000円はけっこうな出費。
ただ6日間は他にお金を出すことは何も無い。
全て込み込み。


参加者は4人。もう一人日本人がいるらしい。
どうもさっきの今日来る予定の日本人の人っぽい。
それは超ありがたい。

お礼を言って参加することにした。
360ドルは、260ドルをモンゴルTgで、100ドルを米ドルで払った。

そして、荷物の一部と貴重品のほとんどを宿に置いといてもらうようにお願いした。
6日間ロッカーを貸してもらう。
金庫もあるから、お金はロッカーじゃなくて別で預かるとも言ってくれた。
ありがたい。

こういうのは決まる時はすぐに決まる。
夕方までグダグダしてて逆に良かった。

急いで準備する。
6日間、電気も無ければ電波も無い、
トイレも水道も無い。
「あなた寝袋持ってる?あとアレルギーは無い?」と聞かれたのが不安だった。

ひとまずバッテリー系を全て充電する。
6日間中、2泊は電源があるらしいが、それも間違いなくあるわけではない。

外へ夕食を買いがてら7日分の煙草を買った。
30分探したが安いのが見つからなかった。それでも12800Tg130円だけど。

夕食は再び袋麺。


明日から毎日3食モンゴル料理。今夜は外食しなくていい。節約。

宿で夕食食べいたら、同室の中国人が興奮気味に帰ってきて、「映画館行ってきた!!モンゴル映画!!」と動画を見せてくれた。
モンゴル語分かるの?と聞いたら、分からないよ!!と言われた
それ、楽しいのかなぁ

夜、共有スペースで日記を書いたりしていたら、明日から同じツアーに参加する日本人の男の人が宿に到着した。
台湾から飛行機でウランバートルに今到着したらしい。

話しをすると俺と同い年。同じ西回りの世界一周中。
2週間前に日本を出て2ヶ国目らしい。
久しぶりに会った同い年の、しかも同じような人。

ツアー参加をこの宿で待っていてよかった。
明日からの6日間が楽しみになった。

話し込んで深夜1時就寝。



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